ふぁいぶマン 福祉に生きる者

福祉の仕事、福祉の資格取得の勉強方法に役立つこと、福祉に関することを書いています。また、自分が読んだ本で役立ちそうな知識を、福祉と絡めて書いています。

福祉の仕事をしているなら、不安を有効活用せよ!!!

福祉でより良い人生戦略を!!!

社会福祉士、精神保健福祉士を保有している

ふぁいぶマンです!!!!!

 

皆さんは、体調管理していますか?

睡眠、食事、運動

様々なことに気を使って、

体調を崩さないようにしていると思います。

では、”メンタル”はどうでしょうか??

体ではなく、”心”の健康には

気を使っていますか?

 

介護職で昔の記事ではありますが、2016年頃、

東京新聞で以下のような記事がありました。

 

仕事のストレスが原因でうつ病などの精神疾患を

発症したとして、労災を申請した介護職員が

二〇一四年度までの五年間で二倍以上に増えたことが

七日分かった。認定された人も三倍に増加し、

業種別の順位もトップなどに上昇。

慢性的な人手不足が続く介護業界の

職場環境の悪化が浮き彫りになった。

(東京新聞, 2016年5月8日)

 

福祉の仕事は成果が見えにくいものです。

また、確かにキツイ仕事ですが、

誰でもできてしまう仕事でもあります。

(誰でもできますが、質の高い仕事を

している人は僅かだと思いますが・・・)

そのため、自分のしていることに、

意味を見出せず、

”バーンアウト”

に陥る人も多いと思います。

自分も福祉の仕事は尊いものだと思い、

取り組んでいます。

しかし、社会の評価や現状を見てしまうと、

自分のやっていることは意味があるのかと、

考えこんでしまうことがありました。

正確には、今もあります。

そして、最近、そのような気持ちが

強くなってきており、心が折れそうに

なることが多いです。

このままでは、ヤバイと思っているとき、

自分はユーチューブで以下の本要約動画を見ました。

 

www.youtube.com

 

この本要約動画を見て、

自分の”メンタル”を変える必要があると

強く思いました。

そして、

本を売るなら~♬

でおなじみの本屋へ行き、

DaiGoさんの「究極のマインドフルネス」

を購入して読みました。

福祉の仕事に携わっている方は、

こちらの本を読んだほうがいいと思います。

では、この本を読んだほうがいい理由を

以下の点から述べていきたいと思います。

 

 

➀幸せの捉え方を変えよう

福祉の仕事をしていると、

給料や待遇が低いこともあり、

現状に不安を抱える人は多いと思います。

この本では、

”人間は、つねに「いま」がいちばん不幸に感じる”

と書いてありました。

つまり、給料や待遇が低いことで、

不幸ということもあると思いますが、

そもそも、私たち人間は、

”今”、不幸に感じるようにできているのです。

そして、将来に期待をはせ、

”未来”に幸せがあると思ってしまうのです。

しかし、”未来”もそのうち、”今”となります。

仮に”未来”、給料や待遇が上がっても、

その時、結婚や出産があると、

より多くの支出があり、再び、

給料や待遇が低いと感じ、幸せを

感じていないことが予想されます。

つまり、人は”幸せ”を感じづらいもの

だと、まず認識しましょう。

じゃあ、自分たちは幸せを感じることができず、

不安や不幸といった、マイナス感情を抱きながら、

働いていかないといけないのか?

と、落胆している人は多いと思います。

しかし、ご安心ください!

次の項から不安への対処法、

不安の捉え方を変えることで、

メンタルをより良く 

保つ方法を書いていきたいと思います。

 

②漠然とした不安への対処法

皆さんは夜勤をしているとき、その前に、

「今日は何か大変なことが起きるかも」

と、まだ確定していない未来に、

不安を抱えることはありませんか?

また、相談職をしている人で、

「今日は複雑な相談が入るのでは?」

と、一日悶々とした気持ちで

過ごしたりしていませんか。

こういった”漠然とした不安”は、

確実にあなたの”心”を蝕みます。

重篤な精神疾患に陥ることもあります。

そうならないために、

漠然とした不安への対処法を

知っておく必要があります。

その解消法がこの本では学ぶことができます。

”漠然とした不安”を感じてしまう理由は、

福祉職なら、あるあるだと思いますが、

成果が見にくいことにあります。

本書でも、

”つくったものが目に見えないので、

自分で「何かをつくりあげた」

「仕事をした」という実感が生まれにくいのです。”

と書いてあります。

そして、その解決策として、

”シングルタスクを意識的に行う”

というものです。

介護や相談の仕事はマルチタスクで

行っていることが多いと思います。

・書類を作成しながら、電話と取ったり、

・衣類を整理しながら、利用者の方の同行を見守る。

1つのことをしながら、複数のことを

気にかける、実行することが多いと思います。

そのため、”今”だけでなく、

起こってもいない”未来”にまで、意識が

向かってしまい、

”漠然とした不安”が生まれるのです。

普段の仕事はマルチタスクで行っていると思うので、

私生活では”シングルタスク”を意識するように

しましょう。

例えば、食事のときは、テレビなどを見ず、

食べ物を口に含んだとき、

味、におい、食感、硬さ

といった感じで”食事”のみに、

集中しましょう!

そうすることで、シングルタスクとなり、

”今”に意識を向けることになります。

こういった練習を積み重ねることで、

”漠然とした不安”がなくなり、

福祉の仕事をしている方は、

バーンアウトを防ぐことができると思います。

 とはいうものの、不安を感じてしまうよ・・・

といった方はいると思います。

最後の項では、そんな”不安”との

向き合い方を書いていきたいと思います。

 

③不安の捉え方を変えよう

皆さん、不安は感じたいですか?

こう尋ねると、多くの人は

NO

と答えるとおもいます。

もちろん、自分のそうです。

しかし、この”不安”という感情、

とても重要なものだと本書では

述べられています。

不安な人ほど成功しやすいとも、

本書では書かれており、

”不安を感じたときは、自分の心が何か大切なことや

気づいていないことを教えようとしてくれていると

考えると、見逃していることに気づいたり、

集中力が高まったりするので、不安を活かす

ことができます。”

と書かれています。

つまり、あなたが不安を感じる理由は、

臆病でも、仕事ができないのではなく、

逆に、優秀であるがゆえに、

”何か”に気づき、考えていると

言えるのです。

・不安を感じるから、今日の夜勤は慎重にしよう

・不安を感じるから、早めに事務処理を終え、

緊急の相談に対応できるようにしておこう。

と、いった感じで、”不安”を利用してください。

給料や待遇が低いと不安を感じているのなら、

資格取得やスキルアップで、

昇給や待遇のいいところに転職するといった、

準備をするため、実行に移すための

原動力にしてください。

不安はあなたの人生を変えるための

モチベーションと考えるようにしてください。

 

以上、福祉の仕事をしている方に、

本書を読んでいただきたい理由でした。

他にも本書では、根拠なき不安を

根拠なき自身に変える方法が書かれていますので、

よろしければ手に取って読んでみてください。

この記事の最後のところに、リンクを

載せておきます。

 

福祉の仕事は非常にメンタルを

やられやすい仕事だと思います。

自分は5年程福祉の仕事をしていますが、

先輩、同期、後輩が精神的病で、傷病休暇に

入った人たちを何人も見てきました。

また、自分も休暇までいかないにしろ、

寝れなくなることや、謎の発汗、

心臓がどきどきしてしまうことがありました。

福祉の仕事は”長距離走”だと思います。

一点で頑張るのではなく、

細く、長く、頑張る

こういった視点が必要となってくると思います。

そのためにも、”メンタル”管理を行っていって

ほしいと思います。